読み終わったらなんとなくストーリーは理解できたが、とにかく読みづらい本でした。
「イスマエルの名のもとに」 ジュゼッペ・ジェンナ 2001 角川書店 競技場のゴール・ポストの下でビニール袋に入った赤ん坊の死体が発見された。体には虐待の痕。犯行を誇示するかのような現場――。異常者の犯行とも思われたが、それは、その後数十年にわたり繰り広げられる周到な陰謀の発端に過ぎなかった! 一方、ゴルバチョフ、ブッシュ・シニアらを迎える国際会議の準備が進んでいたミラノは、要人暗殺テロ計画の噂に騒然となる。捜査を進める自堕落な汚職警官ロペスは、謎の組織「イスマエル」にたどりつく。カルトか? 政治結社か? 性的倒錯者の暗号か? 微かな手掛かりを追うロペスが見た、組織のおぞましい儀式とは――。 幾重にも張り巡らされた謎の先に現れる驚愕の事実。1962年のエンリコ・マッテイの飛行機事故と2001年のキッシンジャー暗殺未遂。社会を揺るがした衝撃の事件をもとに、ヨーロッパ諜報部とアメリカ政府の石油の利権をめぐる熾烈な闘いを描くミステリー問題作。
by biomasa
| 2004-08-22 10:53
| ★★★未満
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