ドーバー警部もすごかったけど、フロストはその上を行くかも。★★★
「クリスマスのフロスト」 R・D・ウィングフィールド 1984 創元推理文庫 クリスマスを目前にしたある日、なんとそのフロスト警部が民家に不法侵入したあげく、家の主人に銃で撃たれ瀕死の重傷を負ってしまうのである。 その四日前、最短距離で刑事に昇進したクライヴ・バーナードはデントン警察署に着任するためはるばるロンドンからやってきた。 警察署長の甥であるため、デントン警察署にとっていささか扱いに困る人物だ。 ちょうどそんな折、子供が行方不明になったという通報が娼婦の母親から入る。 優秀なアレン警部が捜査を指揮することになり、クライヴの世話はやむを得ずフロスト警部に任されることに。 町では他にも銀行の押し込み未遂事件が起こっていたが、クライヴを引きずり回しながら二つの事件の間を休むことなく行き来するフロストは、やがて新たな事件まで掘り当ててしまう……。
by biomasa
| 2004-07-15 18:24
| ★★★
|
ファン申請 |
||