私には読みにくい本でした。結局中もしっかり読まなかった。
一応目は通したんですがね。 「暗号名サラマンダー」 ジャネット・ターナー・ホスピタル 2003 文藝春秋 莫大な犠牲者を出した13年前のテロ事件。遺児のサマンサは事件の再調査を開始。工作員は何者か? 陰謀の正体は? だが調べるうちに暗い魔手が迫り…。裏切りと絶望、勇気と尊厳、慟哭と贖罪。心をしめつける国際謀略小説。 13年前、乗客もろともテロリストに爆破された旅客機。だが事件の真相は隠蔽されていた。真相を追う遺族たちに伸びる国家の粛清の手。事件の核心を暴く手記とビデオには何が隠されているのか――。 著者はテロで崩れゆく世界貿易センタービルから発信された犠牲者たちの電話記録を読み込み、この渾身の長篇を書き上げました。派手なだけの謀略小説に飽いた皆様に読んでいただきたく思います。人間の気高さとテロリズムの非情を描き出す慟哭のクライマックスは、類を見ないものです。
by biomasa
| 2007-06-08 11:25
| ★★★未満
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