「月長石」はかつて読んでいたのでこれもいつか読もうと思っていました。
せっかく借りてきたのですが、あいにく手一杯で手をつけないまま図書館に返却しました。 ちょっと読むには大作過ぎます。 「白衣の女」 ウィルキー・コリンズ 1860 国書刊行会 ある夏の夜、青年ウォールター・ハートライトは、ロンドンからの帰路、一人の美しい女性に呼びとめられる。 月明りの下、純白のドレスに身を包んだ女は青年の眼に鮮烈に印象と謎を残して姿を消した…。 聡明なマリアンと可憐なローラ、美しい姉妹のまわりに張りめぐらされた恐るべき奸計。 白衣の女をめぐる大秘密とは。 文豪ディケンズの最大のライヴァルにして、英国ミステリの祖、ウィルキー・コリンズが、その劇的構成力と巧みなストーリーテリングを駆使し、恐怖とサスペンスに満ちた波乱万丈の展開によって、英国中を熱狂のるつぼに叩きこんだ最高最大のヴィクトリアン・スリラー。 ゴシック・ロマンスの本流を継承しつつ、同時に現代探偵小説の幕明けを告げたミステリの大古典。 「月長石」と双璧をなすコリンズの代表作。
by biomasa
| 2006-01-29 10:08
| 未読or放棄
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