リューインのこのパウダーものは続けてほしかったですが……。★★★
「男たちの絆」 マイクル・Z・リューイン 1986 ハヤカワ文庫 出所したばかりの息子リッキーの行状に頭を悩ますパウダー警部補だったが、仕事は待ってくれない……。 父シドニーが消えたと失踪人課に訴えにきたロバート少年の話を聞き、その家に出向いたパウダーは、異常に気づいた。 写真や手紙はもちろんシドニーの身許を示す書類が全く見当たらないのだ。 交友関係もなかったらしい。 謎に包まれた男シドニーの失踪の裏には、いったいどんな秘密が隠されているのだろう? 一方、車椅子にのった女刑事フリートウッドは、コンピューター技師メンセリから実に妙な話を聞いた 。自らも車椅子で暮らす彼がコンピューターで行った調査によれば、インディアナ州の身障者が次々に殺されている可能性があるらしい。 パウダーは、周囲からの圧力もはねのけ、奇怪な話の真相を確かめようと動き始めたが……。
by biomasa
| 2005-07-11 12:46
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