マッド・スカダー、ミロ・ドラゴヴィッチに続く新しい酔いどれ探偵の登場。
イアン・ランキンがこんな文体で書いてくれたらもっと評価が上がると思う。 とにかく、いい、文句なしに★★★★★と思ったが、今回は★★★★で。 「酔いどれに悪人なし」 ケン・ブルーウン 2001 ハヤカワ文庫 酒のせいで警察を辞職する羽目になったジャックは日々行きつけの店で飲んだくれ、飲まないときは読書をするか、前職を活かした探偵業にいそしんでいた。ある日、いつものように飲んでいると、美しい女が自殺した娘の死の真相を調べてほしいと頼んできた。望みの薄そうな調査にはじめはいやいやだったジャックだが、ある事件をきっかけに負けじ魂に火がつく! 酒と本を愛するすべての人に捧げる、新しいかたちの探偵物語登場。
by biomasa
| 2005-06-13 12:55
| ★★★★
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