まあまあですね。
「監禁」 ジェフリー・ディーヴァー 1995 早川書房 復讐――アーロン・マシューズの頭を渦巻いているのは、その一語だけだった。それもたんなる復讐ではない。すべては正義の裁きであり、神の意思なのだ。綿密な計画を練り上げたアーロンは、ミーガンという名の17歳の少女を誘拐、人里離れた教会に監禁する。彼女を十字架に磔にして、二日後に殺害するために…… 一方、弁護士のテイトは、突然姿を消した娘のミーガンの行方を案じていた。彼女は泥酔して事件を起こし、警察に補導されたばかりだったうえに、部屋には両親へ宛てた書き置きを残していた。家出であることははっきりしているかに見える。しかしテイトには納得できなかった。悪い予感にとらわれた彼は、友人の刑事に協力をあおいで捜査を開始するが…… 狂気に満ちた謎の誘拐犯と、それを必死で追う者たち――同時進行する二つの物語が交錯するとき、そこには思いもかけぬ真実が浮かび上がる。
by biomasa
| 2005-03-21 10:29
| ★★★未満
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