とてつもないスケールの本だがこの人は似たような話を幾つか書いている。
どれもけっこう面白いが現在は入手困難か。 ★★★ 「南極大氷原北上す」 リチャード・モラン 1986 扶桑社文庫 1995年、南極、海底火山が爆発し、32万平方キロの巨大なロス棚氷が太平洋を北上し始めた。 このままでは、地球の水位は一気に6メートルも上昇してしまう。 世界の湾岸都市が危ない。 だが、危機はそれだけにとどまらない。 ソ連軍部は、これを機に一気に軍事的劣勢を挽回しようとするし、アメリカはそうさせまいとする。 その対立は、出世欲に囚われた一人のアメリカ人の猿知恵のせいで、核戦争の可能性まで帯びてきたのである。 まさに、地球滅亡の危機だ。
by biomasa
| 2004-11-22 10:15
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