いったん筆をおいた検屍官シリーズが復活した。
よくもまあこんな設定で復活したものだと感心すると同時に拍手喝采。 リストアップはしないけど評価は★★★ 次は「Trace」、日本での出版を楽しみに待ちましょう。 「黒蝿」 パトリシア・コーンウェル 2003 講談社文庫 検屍局長辞任から数年後、フロリダに居を移したスカーペッタに、死刑囚となった<狼男>から手紙がとどく。「あなたが死刑を執行してくれ。さもなければ、また何人もが命を落とす」時を同じくしてルイジアナで女性ばかり十人もの連続誘拐殺人事件が発生。彼の犯行ではないのか? 意を決し、死刑囚監房を訪れたスカーペッタに、<狼男>が告げた衝撃の事実とは? 警察を辞めたマリーノ、信じる道を歩き始めたルーシーも、それぞれ決死の覚悟を胸に行動を起こす。錯綜する謎、めくるめく急展開の果てに、驚愕の真相が待ち受ける! この結末の前では、すべての過去は伏線に過ぎない。
by biomasa
| 2004-11-03 10:07
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