犯罪小説とひと言では言い表せないフシギな本です。
どう落ち着くのか心配してましたが、思わぬ展開で決着です。★★★ 「市民ヴィンス」 ジェス・ウォルター 2005 ハヤカワ文庫 しがない街のしがないドーナツ屋店主、ヴィンス・キャムデン。 まっとうな暮らしを望みつつも、裏稼業のカード偽造と麻薬の密売をやめられず、汚れた金にまみれていた。 そんなある日、事態が一変した。 何者かがヴィンスの命を狙い始めたのだ。 四年前のあの忌わしい事件が関係しているのか? 暗い過去を清算すべく、ヴィンスは街を出るが… 新鋭が読書界にその名を知らしめたアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。
by biomasa
| 2007-01-25 11:33
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