始まりは少し読みにくかったが、最後に向かって流れていくさまはすばらしい。
メアリが大活躍します。評価は★★★です。 「公爵家の相続人」 ローリー・キング 2002 集英社文庫 ホームズとメアリは自宅に思いがけない客を迎えた。 前作『エルサレムへの道』のパレスチナで、二人に協力して密偵として活躍したアリーだ。 実は彼はイギリスの貴族で、同じ密偵だった一族のマフムードことマーシュ卿の苦境を助けてほしいと言う。 二人はさっそくマーシュ卿の住むジャスティス・ホールを訪ねる。 年代を経た壮麗な屋敷で、マーシュ卿は兄のボーヴィル公爵家の悲劇を語りだした…。 殺人? 陰謀? 名門貴族の館を揺るがす悲劇。 ホームズとメアリの捜査が暴いた真実は。
by biomasa
| 2006-11-04 16:29
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