ホームズをフリーマントルが書いたということで価値はあろうが (笑)
チャーリー・マフィンを読むようには行かなかった。★★ 「シャーロック・ホームズの息子」 ブライアン・フリーマントル 2004 新潮文庫 第一次世界大戦直前のロンドン。セバスチャンは、シャーロック・ホームズの実子ながら、伯父マイクロフトの子として育てられた。 彼は、来たる戦争によってドイツと接触をはかり莫大な利益を狙う米国実業家の秘密結社を捜査する任務を請け負う。 しかし、英国政府からは一切の資格や支援は得られない、という条件付だった。 セバスチャンは青年実業家を装って単身アメリカへと向かった。そこで米国の鉄鋼王や銀行家、ロシアの皇子などと接触。 入手した情報は父シャーロックへ“ノーション”という暗号電文で送る。 さらに彼は、ドイツ大使館でのレセプションに潜入することに成功。 その席で、謎の積み荷が英国を経由してドイツへと運ばれる、という極秘情報を掴む。 汽船の出港を阻止することは可能なのか。 鬼才フリーマントルが初めて挑んだ冒険パスティーシュの傑作。
by biomasa
| 2005-12-19 09:37
| ★★★未満
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