わたしは初めこれを読んだときに理解出来なかった。
「シンデレラの罠」 セバスチャン・ジャプリゾ 1962 創元推理文庫 ミシェール(ミ)とドムニカ(ド)という娘がいた。 ミには億万長者の伯母がいて、やがて遺産を相続することになっており、ドは銀行勤めの貧しい娘だった。 岬の別荘で火事がおこり、ドは焼死、ミも瀕死の重傷を負い、かろうじて命はとりとめるが記憶を喪失してしまった。 ある日、モンパルナスのホテルに泊まったミは、自分が宿帖に<ドムニカ>と署名したことに気づき愕然とする。 私はいったい、ミシェールなのかドムニカなのか……。
by biomasa
| 2005-12-17 09:56
| ★★★未満
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