マックス・モスが今度はチェロキーを駆って地雷原を突破。
モスの活躍はもっと続くと期待したのですがね。★★★ 「サムソン奪還指令」 S・L・トンプスン 1982 新潮文庫 ソ連の最新鋭ミサイルがひそかにシベリアの仮設基地に移動されつつある事実が探知される。 それを端緒に、物語はワシントンにおける大統領一派のDIAの暗闘を一方の軸に、東ドイツにおけるマックス・モスの活躍をもう一方の軸にした、二元的な構成によって展開されてゆく。 最新鋭ミサイルを移動させたソ連の狙いは何なのか? それを探ろうとするDIA長官の動きを妨害する大統領一派の真意とは? 両者の動きは6千キロ彼方の東ドイツ領内をパトロールしているマックス・モスと、いかなる形で結びついていくのか? 大統領の命令に従うべきか、それとも自己の良心に従うべきか、ジレンマに苦しんだマックスが、ついに選んだ道は? 物語はそこから一気に地雷原突破シーンにつながってゆく。
by biomasa
| 2005-07-14 09:58
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