初めて読んだバグリイの作品です。
ああ、こんな本もあるんだと感動しました。★★★★ 「裏切りの氷河」 デズモンド・バグリイ 1970 ハヤカワ文庫 スパイ稼業に嫌気がさして情報局を退職したアラン・スチュワートはスコットランドでささやかに半農半猟のくらしを楽しんでいた。 だが再び情報局は彼に協力を要請してきた。指揮をとるのはスレイド。「簡単なことさ。きみはただのメッセンジャー・ボーイだからな」その言葉のとおり、任務は簡単で、小さな包みを受け渡しするだけの仕事だった。 事実、包みの手配も、輸送のコースも、指令も、すべてが適切で順調であった。 ……ところが、指定された道路を車でとばしていくと、故障している車にぶつかる。 車から降りてエンジンルームをのぞき込もうとしたとき、突如、故障車の男は襲撃者に豹変した! フィヨルドと氷河の島アイスランドに展開する英・米・ソの熾烈なスパイ合戦の真相は何か?
by biomasa
| 2005-05-11 11:02
| ★★★★
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