初めて手にしたときは久し振りの本格ミステリと思いました。
あるときエルキンズの訃報が流れたときにはびっくりでしたが誤報で一安心。 最近はギデオンシリーズは書かれていないのか日本で出版されてないのか目にすることはないですね。★★★ 「古い骨」 アーロン・エルキンズ 1987 ハヤカワ文庫 かつてレジスタンスの英雄だった老富豪ギョームが、北フランスの領主館に親族を呼び寄せた矢先に事故死した。 城砦僧院モン・サン・ミッシェルの近くの海岸で潮に巻かれたのだ。 葬儀が執り行われ、遺言状が発表されるが、その直後、館の地下室から白骨死体が発見される。 偶然フランスを訪れていた人類学教授ギデオン・オリヴァーは、骨の鑑定を依頼されて館へと赴く。 骨は4,50年前のもので、ばらばらに切断されており、殺人の被害者のものである可能性が強かった。 しかし、いったい誰の骨なのか? しかも折りも折、館ではギョームの親族の一人が毒殺される……。
by biomasa
| 2005-01-23 10:38
| ★★★
|
ファン申請 |
||