久し振りのフォーサイスの軍事スリラーだ。
ネタはいいのだが……、文体がリポートです。 まだ読んでる途中、もう少しで終わりますが、結果はわかっています(笑) 「アヴェンジャー」 フレデリック・フォーサイス 2003 角川書店 米本土に対する大規模のテロ攻撃を察知して、その陰謀を阻止しようとするCIAの一高官と“アヴェンジャー”と称する人物との競り合いを描いた作品。 “アヴェンジャー”とは文字通り復讐する人間のことで、本書では、他からの以来でその人に代わって復讐を実行する人間、いうなれば復讐代理人ともいうべき陰の仕掛け人である。このアヴェンジャーに託された仕事とは、ボスニア紛争時にボランティアとして現地で働いていたアメリカ人の学生を残忍極まりないやり方でなぶり殺しにしたあと、南米に高飛びしていたジリチというセルビア人を探し出し、身柄を押えて米司法当局に引き渡してほしいというものであった。アヴェンジャーは直ちに行動を開始してジリチの所在を捜し、南米某国に築いた独自の聖域に隠れ住んでいることを確認して、いよいよそこへ単身、潜入する。
by biomasa
| 2004-10-11 10:40
| ★★★未満
|
ファン申請 |
||